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肥満

2020/12/18

肥満は、驚くほど多くの病気をまねく要因となります。
肥満との関係で注目されているのが高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病です。
肥満の中でも問題は内臓に脂肪が蓄積する肥満であり、上記の生活習慣病と重複する状態はメタボリックシンドロームと呼ばれ、心血管疾患や脳卒中を引き起こしやすくなります。

高血圧と肥満

肥満になると高血圧の頻度は約3倍になるといわれています。
特に内臓脂肪型肥満の場合は動脈硬化を誘発しやすく、結果的に高血圧を招きやすくなります。さらに、高血圧は動脈硬化を誘発し悪循環を繰り返します。

肥満の診断基準

肥満判定の基準としてBMI(ボディ・マス・インデックス体格指数)を使用します。BMI値が22で心血管疾患の発症がもっとも少なくなることから、これに相当する体重を理想体重として算出しています。なお、このBMI値が25以上を「肥満」と判定します。

たとえば体重70kgで身長1.7mの場合、70kg÷1.7m÷1.7m=24.2となります。